新生児の脳はまだ成人の30%程度の重量ですが、3歳までに70%以上になるといわれます。親からの語りかけやスキンシップなど、外からの様々な刺激で神経回路のネットワークが作られていきます。こうした刺激を十分に受けた子どもは、知能が発達し、ポジティブで感性豊かな子どもに育ちます。
社会性の発達:0歳~1歳までは、できるだけ好きなことをさせてあげましょう。自己中心的で当たり前の年頃です。子どものアクションを受け止めてあげましょう。
語りかけ
赤ちゃんは、まだ言葉を理解できませんが、「楽しい」「沈んでいる」「怒っている」など、自分に話しかけられる声の調子は感じ取ることができます。それを聞いて育つことで、3~5歳くらいになったときに自分の感情をどのように表現すればいいのかが分かります。相手の声の調子を感じることは、相手の気持ちをくみ取る訓練にもなります。
- あれ、オムツかな?
- おなかいっぱいだね
- あくびが出たね
触りましょう
ベビーマッサージ皮膚刺激は脳の発達に効果があり、免疫力を高めて筋肉の発達も促します。
ハイハイ
子どもにはしっかりとハイハイをさせた方が良いと言われています。背反することによって腕や上半身の力が鍛えられ、子供が綺麗な姿勢を保つ筋肉を鍛えることができます。それに転びそうになった時にきちんと手をつけるためには、腕の力が必要なのです。
子どもがどうしてもハイハイをしたがらない時は親が一緒にハイハイに近い姿勢で遊んであげると良いそうです。また階段を登らせるのも有効です。
月齢別の育て方のポイント
以下、月齢別の育て方のポイントをまとめました。
誕生〜3か月
- 赤ちゃんに顔を近づけて目を見つめ、脳に刺激を与えます。
- ベビーベッドに鏡を取り付けるのもよいでしょう。
- 赤ちゃんを膝に乗せているときは、話しかけましょう。赤ちゃんの視力・聴力の訓練になります。赤ちゃんの首の筋肉も鍛えられます。
- 生まれた直後から話しかけましょう。話しかけられた赤ちゃんは、常にその言葉を分析します。早い時期に「対話」を始めましょう。
- 生まれた直後から絵本を読み聞かせましょう。赤ちゃんは、読み聞かせを通じて単語を覚えます。少し大きくなったら、絵を指して「なぜこの子は悲しそうなの?」などときいてみましょう。
- 子どもが関心を示すものについて話しましょう。
- 子どもより少し高度な言葉で話して、お手本を示しましょう。ただし、理解できないほど難しい表現は避けます。子どもが「ボール」と言ったら、「ボールを投げられる?」などと聞き返してみましょう。
3〜7ヶ月
- 赤ちゃんを美術館に連れて行き、見たことのない形や色を見せましょう。
- 動いたり音が出るおもちゃで遊ばせましょう。赤ちゃんが叩いたり投げつけたりしても、叱らないことです。赤ちゃんにとっては「研究」なのです。
- ベビーサークルでの事故に注意しましょう。風船やひもはサークル内に入れてはいけません。
- 免疫が切れる頃なので、風邪や耳の感染症にかかりやすくなる時期です。
〜6ヶ月まで
- 母乳のみ(ミルクや水、ジュースは与えない)で育てましょう。
- 日光に当たらせません。日焼け止めの使用は、まだ皮膚が弱く吸収がよすぎるので避けたほうが良いでしょう。
7ヶ月〜
8〜12ヶ月- 長時間続けて屋外に出る場合は帽子をかぶり、SPF15〜30程度の日焼け止めを使いましょう。
- 就寝前の本の読み聞かせを習慣にします。言語能力の発達に繋がるし、親子の絆も強まります。
- 「いないいないばあ」やかくれんぼで遊びましょう。新たな認識力を発達させるきっかけとなります。
- 家の中の安全を点検しましょう。床がすっきり片付いていれば子どもは好奇心の赴くままに自由に動き回ることができます。
- 歩行器よりも手押し車を利用したほうが良いでしょう。

