2018年8月17日金曜日

子どものイヤイヤ期【子育てアドバイス(2歳) 】

「イヤイヤ期」は、自我が芽生えてきたとき、これまでのようにママやパパに言われた通りに行動するのではなく、自分がやりたいことや気持ちを主張する時期です。個人差はありますが、2歳くらいでイヤイヤ期に突入する子が多いようです。




親が「そろそろ家に帰ろうね」「おふろの時間だよ」と誘っても、激しくイヤイヤすることもあります。子どもの意思は大切にしてあげたいものの、一方で規則正しい生活を送るために、親が時間のコントロールをする必要があります。公園から帰る時間を守る、外から帰ったら手を洗う、夜寝る時間になったら布団に入るなど、一日のなかの節目で声をかけて、繰り返し実行することで身につきます。

自分でやりたい2歳児

イヤイヤは、「自分は自分なりの意思や欲求があって、ママやパパとは違う存在なんだ」という気持ちの芽生えです。これから主体的に生きていくための成長の証しです。

2才の特徴は何でも「自分で!」と言うようになることです。

なるべく成功できるようにこっそり手助けできるといいのですが、それができないときは、とりあえず子どもにやらせてみましょう。

子どもはできないので、悔しくて大泣きすることもあるかもしれません。

そんなときに、「ほら、やっぱりできないじゃない!」は禁句です。「頑張ったのに悔しいね」「もう少しだったね」と優しく言葉をかけながら、なぐさめてあげましょう。

まだ自己主張の表現方法が乏しい2歳児

なんでもかんでも「イヤ」で答える理由は、子ども自身が頭では物事を理解しても、言葉がまだついてきていないからです。

子どもの心の中には、いろんな思いがあり、それをうまく言葉で表現できないので、「イヤ」の2文字に全ての思いを込めています。

「何がイヤなの?」とは聞かないこと。

「イヤ!」「ダメ!」を連発されると、イライラすることもあるでしょうが、子どもは、けっして反抗しているのではないのです。ただ、「自分でやってみたい」「自分にやらせてほしい」と言いたいのです。



親のほうで言い換える

まだ自己表現力が乏しい2歳。親のほうで、「〇〇がほしかったんだね」「〇〇するのがいやなのね」「こわかったね」「かなしかったね」など、子どもの気持ちをくみ取りながら、かわりに言葉にしてあげるといいでしょう。ママやパパが代わりに表現してくれる言葉を聞いているうちに、子どもは、だんだんと、自分で表現できるようになります。

すぐには言えないでしょうが、繰り返し伝えたり、親が見本を見せてあげたりしているうちに言えるようになります。

子どもの感情表現力を育ててあげましょう。

子どもの気持ちを受けとめることの大切さ

子どもの気持ちを受けとめてあげることが大事です。

もちろん、いつも子どもの要求に応えられるわけではありません。

しかし、子どもが何か要求してきて応えられないときは、まずは「○○が欲しかったんだね」「○○したかったんだね」と優しく受けとめることが大切です。要求を通してあげられない場合は、「○○だからできないの」と言葉で伝えましょう。

たとえ要求が通らなくても、子どもは、親に自分の気持ちを受けとめてもらえたことで安心します。

このようなかかわりを重ねていくと、そのうち子どもの一方的な自己主張は落ち着き、3~4才ごろから少しずつ我慢ができるようになっていきます。

子どもの気持ちに共感する

子どもの気持ちに寄り添って、「うれしいね」「頑張ったね」「悔しいね」「悲しいね」など、そのときどきの子どもの気持ちを言葉にしてあげましょう。親が心の中で思っているだけではダメです。必ず言葉に出して子どもに伝えてください。

こうしたことを繰り返していると、子どもは自分の気持ちに気づき、やがてその気持ちをその子なりの言葉にするようになります。子どもは親との関係の中で言葉を獲得していきます。

大声で叱らず、表情や声色で気持ちを伝える

大声で「ダメ!」と言うだけでは、解決にはなりません。子どもに注意するときは、眉間にしわを寄せたりワントーン声を低くしたりと、表情や声色を普段と変えながら「怒り」を伝えるのが効果的です。理由を説明してあげるといいでしょう。

「ごめんなさい」を強制しない・怒るべきことを見極める。

謝らないことに怒ったり、過去の怒りを持ち出すのはやめましょう。怒るときは、「今、やってしまったいけないこと」だけを怒るように心がけてください。そうすれば、子どもは、何がいけなくて怒られたのかが分かります。


それに対して、ごめんなさいを言うかどうかは、子どもの自由です。必要と感じたら謝ってきますし、そうしない子もいるでしょう。

イヤイヤ期に突入する時期には個人差がある

なお、イヤイヤ期に突入する時期は、個人差があります。自我の芽生えによって訪れるものなので、1歳児クラスの早い段階で出てくる子もいれば、2歳児後半になって出てくる子もいるでしょう。自我の芽生えは発達が早い、遅いということとは全く別です。

「ママ行っちゃうからね」はNG

「ママ、行っちゃうよ」というのは、子どもに嫌な印象を与えるだけで、親が子どもに言うことを聞かせようとしても、ほとんど効果がありません。



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